【親子関係の悩み】自分が「毒親」かもしれないと思ったら、予防策を考えよう

一番近い人間関係が「親子」ですよね。

関係性が近いばかりに、感情的になってしまったり、上手くいかないことがあると

「こうなるはずじゃなかった」

「なんで子どもは私の気持ちを分かってくれないの」

と考えがちです。

最近よく耳にするようになった「毒親」ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

 

一生懸命子育てをしているのに、「毒親」なんて言われたらたまったもんじゃありません。

 

(※この記事の中では、身体的、心理的、経済的、性的虐待ではないものの、子どもに悪影響を及ぼす親について書かれています)

ここでは、どのような人を世間は毒親と呼ぶのか、また、「自分がそうかもしれない」と思った時の対処法についてご紹介したいと思います。

 

毒親ってどんな人?

一般的な概念としては、「子どもに悪影響を及ぼす親」「子どもが厄介と感じるような親」を指します。

「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」

子どもを個人として考えることができず、自分の一部であると錯覚。

 

心理的に子どもをコントロールしようとします。

 

子どもを、自己愛を満たすための道具として捉えているような人です。

 

・良い大学に入れたら、自分の株が上がる

・理想通りの子になったら、私が幸せ者だと皆に証明できる

・俺の子どもなのにできが悪くて…と周囲に話す

 

子どもの罪悪感、羞恥心を煽って自分の思いのままにコントロールしようとします。

 

子どもの人生を、自分の人生の2ターンめだと思っているようです。

 

毒親に育てられた子ども

毒親に育てられた子どもは、どのように育つのでしょう。

□自尊心が損失する

自分のやることなすことが親に決定されてきた=自分の考えは常に間違っていると考えるようになります。

何をするにも自信がなくなり、自分を過小評価する子どもに育ちます。

 

□他人中心の考えになる

何をするにも親中心の行動だった子ども。社会生活でも変わることなく過ごします。

常に他人の顔色を窺い、他人がどう思っているかばかり考えて、意見を言えない子どもになるでしょう。

 

□劣等感を植え付けられる

毒親は他の家の子どもと自分の子どもを比較し、優劣をつける傾向にあります。

他人と比べられ続けた結果、社会に出てからも他人と比べてしまい、劣等感を感じやすい人生になります。

 

□他人との距離の取り方が分からない

過度に他人に気に入られようとして、頻繁に贈り物をしたり連絡をとったり、媚びを売るような行動をとったり。

逆に相手がそれに応えてくれないと、もう口もきかなくなったり、ばっさりと人間関係を切ったりと、

人間関係が全か無かの距離の取り方になります。

 

周りに気を遣われやすく、自分も人間関係で悩むことが多いので、生きづらさを感じることが多いです。

 

 

□恋愛をこじらせやすい

他人との距離感が分からず、恋人に対しては過剰に愛情表現を求めます。

愛されているか、不安で不安でたまらないからです。

自分を大事にしてくれない相手であっても、依存してしまう傾向にあります。

 

 

なぜ毒親になってしまうのか

毒親になりたくてなっている親はいないと思います。

 

なぜ毒親と呼ばれるようになってしまうのでしょうか。

 

 

1.自分も毒親に育てられた

毒親に育てられると、普通の家庭とはなんなのか、良い養育環境とはなんなのか分からない状態で子育てがスタートします。

自分が毒親に育てられた。という認識がある方は、子育てを不安に思いながらも、毒親の連鎖を断ち切れる可能性があります。

自分が育った環境はどうだったのか、立ち止まって一度考えてみてください。

 

 

2.完璧主義でプライドが高い

「こうしなければいけない」「子どもはこうあるべき」

「私がこうだったから、こうするのが当然」

 

と、自分の思いのままに子どもをコントロールするのは、理想が高いからです。

 

完璧主義でプライドが高く、他人の意見は受け入れない人は、毒親になりやすいでしょう。

自分の完璧な理想を子どもに押し付けないよう、自分はどういう人間なのか、子どもと関わる前に自己分析をしておきましょう。

 

 

3.自己愛が強い

子どもが思い通りにならないと、感情的になってしまう人は毒親になりやすいです。

感情が安定しない人は注意が必要です。

自分が大好きで、自分が完璧な人間なので、思い通りにならないことがどうしても許せないのでしょう。

自分が、自己愛の強い人間なのかも、よく考えてみてください。

 

 

【注意点】自分が毒親だと思ったら

自分の子どもであっても、一個人として考えましょう。

毒親と呼ばれる人は、子どもを自分と切り離して考えることができていません。

子どもの人生は、生まれた時から子どものものです。個性を尊重し、一歩引いて見守りましょう。

 

 

表現の仕方を考えましょう。

子どもの罪悪感や羞恥心を煽るような発言は絶対に避けましょう。

 

例)子どもから行きたい学校を言われたが、自分の思いと反する学校だった

NG→そんな学校に行きたいっていうなんて馬鹿じゃないの?誰が学費払うと思ってるのよ。

OK→「その学校でどんなことを勉強したいの?」と、その場でよく話し合う。

子どもの話をよく聞いた上で、納得できなかったら、「そういう勉強をしたいんだったら、お父さんは○○学校のほうが良いと思う。お父さんもよく調べてみたんだ。もう一回考えてみないか?」と、子どもと一緒に考える時間を作る。

 

 

例)子どもがテストで悪い点数をとってきた

NG→子どもの悪い成績を周囲に言って、羞恥心を煽り、勉強させようとする

OK→子どもと二人の時に、「あの学校(子どもの志望校)に行きたいなら、もっと勉強の仕方を考えないといけないね」と直接伝える。

 

あくまでも一例なので、OKの例文は他にも沢山あると思います。一朝一夕で、自分の表現のクセを変えるのは難しいです。長い目で見て意識してみてください。

 

 

子どもの話を遮らずに聞きましょう。

愛情が余って過干渉になってしまう人、子どもをコントロールしようとする人は、子どもの話を横取りしがちです。

子どもが、ゆっくりで、まとまりがなくても何かを伝えようとしている時は、最後まで待ちましょう。

「あ、こういうことでしょ?」と途中でまとめるのもよくありません。

本当は違うことが言いたかったのに、

子どもは諦めて「そう」と言ってしまうかもしれません。

これでは話し合いになりませんよね。

 

子どもの言葉で表現させることを意識します。

 

 

勇気を持って、早急な親離れを考えましょう。

毒親になってしまいそうだ、と心配な人は、勇気を持って、早く親元を離してしまうことを考えましょう。

高校から寮に入れたり、大学で県外に送り出したり、タイミングは早いほうが子どものためです。

子どもと物理的な距離を取ることで、子どもに心理的なトラウマを与えることなく、親子関係を良好に保つことができます。

 

 

さいごに

「自分が毒親かもしれない」と自分を振り返ることができた人は、変わることもできると思います。

毒親という認識がなく、子どもに接している支配型の親が一番怖いですね。

 

私の親は毒親ではなかったものの、夫婦仲が悪く、毎日怒鳴り合い。お互いの愚痴を子どもに言って聞かせていました。

「あんた達の母ちゃんは頭が悪いから」「父ちゃんはあなたが赤ちゃんの時、毎日飲んで家に帰って来なかった」と言い続けられ、両親が尊敬できない時期もありました。昔から人との距離感に悩むことが多く生きづらい思いをしていました。

でも自分も親元を離れ、子どもができて、両親とは少し距離ができたことで、関係は良好です。

 

今は両親を尊敬していますし、自分のメンタルも安定しています。

 

自分も、両親も、自分の子どもも、皆個人であって、誰かの一部ではありません。

誰かを思い通りにしようとする考えを持たないことで、今よりも生きやすくなるのではないかと思います。

 

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