人間関係で疲れた人が読むべき本。臨床心理士玉川真里さんの著書「いい人病」紹介。

自分に自信が持てなくて、

自分よりも他者を優先してしまって、人間関係に疲れたことはありませんか?

「こんなこと言ったら相手はどう思うかな?」

「相手の元気がないのは自分のせいかな?自分が何かしたかな?」

「影で悪口を言われていたらどうしよう」

 

こうした自問自答で、何度も人間関係に疲れてきた私に、

「それはいい人すぎますよ。いい人になろうとして病的になっていますね。病気になるまでいい人である必要はありませんよ」

いきなりこの文章で入ってきたのが、

臨床心理士 玉川真里さんの著書

「いい人病 ゆがんだ人間関係をやめる処方箋」

でした。

 

いい人病 ゆがんだ人間関係をやめる処方箋 [ 玉川真里 ]

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今回は読めば必ず気持ちを少し軽くすることができる、この本についてご紹介したいと思います。

 

著者紹介

【玉川真里】

元自衛隊の臨床心理士。NPO法人ハートシーズ理事長。1973年岡山県生まれ。1991年に陸上自衛隊に入隊。女性初の大砲部隊野外通信手として活躍する。2008年、陸上自衛隊において現場初の臨床心理士として、もっとも自殺率の高い職業といわれる自衛隊の自殺予防対策を任される。より多くの人の心を救済したいという思いから自衛隊を辞め、資産を全て投入してNPO法人を設立。これまで3万人以上の心に寄り添い、悩みを解決してきた。日本全国を駆け回り、年間2000件を超える相談を受けている。著書に『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』(サンマーク出版)、『イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ』(誠文堂新光社)などがある。

 

なぜあなたが自分を苦しめてしまうのか

<40代男性、抑うつ状態の方の話>

・常に周囲の期待に外れないような行動をとってきた

・他者に自分が求めるものさし(=期待)をあててその理想通りにならなかったときにストレスを感じてしまう

 

「上司はこうあるべき」「この立場の人はこうあるべき」とか、自分のものさしで考えている

 

「常に周囲の期待に外れないような行動をとってきた」

このような方は多いのではないでしょうか。

この記事を書いている私自身そうです。

 

周囲の期待に応えることで、世間から弾かれることなく、出る杭を打たれることなく、平穏な日々を送ることができると考えているから。

 

でも、それによって自分自身の首を絞めていたのですね。

 

・自分の理想とどうにもならない現実をただ比べるだけでは、「自分は今の状況で何ができるのか、どうしたいのか」ということを見失ってしまいます。

 

他者からどう見られているかを気にして、他者の基準で生きている人のことを、この本の中では「他者思考」と呼んでいます。

 

 

なぜ他者思考になるの?

他者の言動に敏感に反応してしまうのは、今の時代背景からの影響があります。今はなんとなくでも生きていける時代です。若者が、「自分はなんのために生きているんだろう?」と言うのは生きることへの意識が薄いのです。

自分で考えて何かを決断しなくても生きていられる環境で、決断する力が衰退するのは当然ではないでしょうか。まわりに決めてもらうことに慣れてしまっているのです。そうすると親や先生が世話を焼いてくれるぶん、それらの人に認められる行動をとろうとするわけです。

すると認められる行動をできる人が「いい子」として評価されます。そのため、いつしか自分の選択権を手放して他者の基準で生きることになる。他者思考になっているということです。

 

 

敏感さを才能につなげた人々

「自分は色々なことに気付きすぎてきつい」

「よく気がまわるからきつい」

「自分でも神経質なほうだと思う」

こんな方はいませんか?

このように、「敏感」であることは、苦しいことなのでしょうか。

【HSP:繊細過ぎる方へ】人から言われたことが気にならなくなる方法

 

 

敏感な人にとっての不快感の取り扱い方や発想の仕方というものは、そのまま個性や才能につながっていくことがあります。

たとえば自閉症の人たちです。彼らは「ここ」という特定の部分へのアンテナが鋭敏です。それゆえに突出したこだわりや特定のモノへの執着があり、ずば抜けた記憶力を発揮したり、個性的な芸術品を作ったりと、天才として扱われるわけです。また、シュルレアリスム(超現実主義)と呼ばれる分野で傑作を残したスペインの画家、サルバドール・ダリは他の人と異なった見え方や感じ方で物事を認識していたと言われます。彼らは敏感ゆえに社会で生きづらさを感じていました。しかし適材適所で能力を発揮できれば、才能として活かせるということを証明してくれたのです。

ダリだけではありません。アインシュタインやピカソ、ゴッホや太宰治でさえ、そうだったといわれているのです。

敏感ということは、生きづらさを感じることもありますが、刺激のない世界などはないですし、人と関わらないで生きられる世界もありません。

敏感であること自体が悪いわけではなくて、活用の仕方次第なのです。

 

集団に馴染めず、孤立している人を見たとき、私はいつもこう考えます。

彼らは多数決の少数派側にいて、人には見えないものが見え、人が気づかないことに気がつくことができる。

少数派側だからって、なぜ孤立し、陰口を叩かれるのだろう。

生き辛い思いをするのだろう。

環境が変われば、必要とされるのは「人とは違う人」「少数派側の人」である。

集団に馴染むというのは難しく、それができるのもすごいことだが、少数派側だけが叩かれるのは間違いだ。

 

 

個性的であることは微塵も悪いことではないのに、今の世の中は苦しいことが多いですね。

私も人から攻撃対象にされている時は客観的に物事を考えることができず、自分が少数派側でいることを恨みました。

 

でも、少しでも自分に自信ができると、また見える世界も違ってきます。

 

【うつになる前に】おすすめのストレス発散方法20個

自信をつけるためには、日ごろからストレスをためないようにしたり、自分磨きをしたりするのが有効です。

基本的に、自信をつけるには小さな成功体験を積むことが大切だと思います。私が推奨する最初の一歩はものすごく小さいステップです。

生きているかどうか、毎日確認する。ただそれだけです。

 

「嫌われているかも」に悩まない

人との付き合いでイヤな気持ちになっているとき、「気にしないほうがいいよ」よ言われます。でも、私はイヤな気持ちはとことん気にするといいと伝えます。私自身もそうしていますし、なぜそうなったかを気にしなければまた同じことで悩んでしまいます。

(中略)

日常生活で感じる「~かも」という推測をそのままにしておくと、「こうなったらどうしよう」と不安でいっぱいになり立ち往生してしまいます。

自分で仮説を立てて、想定と実験を繰り返して、できること・できないことを選別していくのです。

たとえば、職場の同僚がどうも自分を嫌っているかもしれない。はっきり分からないけれど、なんだか「変だな」と思うときがある。それをただ「気のせいだ」と放っておくと、事態が悪化することがあります。

これはまさにその通り!でもハードル高い・・・

 

玉川真里先生は、「あの人が気を悪くしているらしい」という話が耳に入ると、「そうじゃないかと心配なんだけど、どうかな」と確認するそうです。

それで相手から何か言われたら、行動を改める。

少し気まずさを抱えている相手に、自分から話かけに行くだけでもエネルギーが必要ですね。

ですから、「あれ?」と最初に思った段階で相手と話をするのが良いのでしょうね。

 

勝手に「自分の妄想だ」とか、「嫌われてしまったんだ」とか、思い込まないことが大切です。

 

「いい人病」へつながる日本の教育

日本の教育では、親や先生の「言うことをよく聞く子」が「いい子」として評価されます。他者の答えをそのまま受け入れ、行動することを求められるのです。それに慣れすぎてしまうと、期待に応えること、他者の正解を求めることばかりにエネルギーを使ってしまい、自分で考えること、自分で決めることを忘れてしまいます。それが結果的に「いい人病」へとつながっているのです。

 

「いい人病」。自分のことかも、と思い当たる方はいらっしゃいませんでしたか?

今もしも辛い思いを抱えているのなら、ぜひ書籍も読んでみてください。

 

 

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電子書籍版のほうが少し価格が安かったので貼っておきます↓↓↓

 

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最後までこの記事を読んでいただき、ありがとうございました!

【HSP:繊細過ぎる方へ】人から言われたことが気にならなくなる方法

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